鼻水の研究結果(6月3日~7月10日)vol.21
北里大学小児科との共同研究「臨床検体を用いた多種病原体解析(ウィルス・その他)」、通称「鼻水の研究」。
当院での研究開始から現在までのべ800名以上の大変多くの方にご参加をいただいております。
簡単にいうと、、、
『かぜ』の正体を調べる研究です。
ご協力をいただき、本当にありがとうございます。
研究参加のご希望がございましたら、診察時にどうぞ院長までお声がけください。
2024年6月3日~7月10日に当院で頂いた鼻汁検体の結果(全てPCR検査)は以下の通りです。
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一方、院内で当日に結果をお伝えしている検査は全て『抗原』検査です。『抗原』検査の結果は下記データには反映されておりません。
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・ボカ* 16名
・ライノ* 15名
・RS 7名
・パラインフルエンザ3型* 7名
・エンテロ 7名*
・アデノ 6名
・ヒトメタニューモ 6名
・季節型コロナ** 1名
ぜいぜいする気管支炎を合併しやすいボカやライノウィルス感染症が多くみられました。
また手足口病の原因ウィルスであるエンテロウィルスの流行がみられ始めていました。
*ボカ・ライノ・エンテロ・パラインフルエンザ・季節型コロナなどは通常の医療機関内では検査できない項目です。
**季節型コロナは2020年から流行した新型コロナとは異なる、それ以前から存在するコロナ感染症です。
個別の結果については、今後受診された際に直接ご報告させていただいておりますが、早急に結果をご確認されたい方はお電話にてお問い合わせください。
過去の研究結果報告
鼻汁の研究結果(2024年1月29日~3月27日) vol.19
鼻水の研究結果(2023年12月25日~2024年1月26日)vol.18
鼻汁の研究結果(2023年1月30日~3月11日)vol.6