鼻汁の研究結果(3月13日~4月1日)vol.7
北里大学小児科との共同研究「臨床検体を用いた多種病原体解析(ウィルス・その他)」、通称「鼻水の研究」。
ご協力をいただきました方々、誠にありがとうございます。
3月13日~4月1日に当院で頂いた鼻汁約40検体の結果は以下の通りです。
*院内で検査当日にで結果をお伝えしている抗原検査の結果は含まれておりません。
*混合感染の場合は、お一人複数のウィルス感染としてカウントしております。
・アデノウィルス 8名
・季節型コロナウィルス(NL63) 8名 (新型コロナウィルスではありません)
・パラインフルエンザウィルス2型 2名
・ライノウィルス 2名
・ボカウィルス 2名
・季節型コロナウィルス(OC43) 1名 (新型コロナウィルスではありません)
・RSウィルス 1名
・ヒトヘルペスウィルス6型(突発性発疹)1名
・ヒトヘルペスウィルス7型(突発性発疹)1名
*ひきつづきアデノウィルスの流行がみられています。
*季節型コロナウィルス(NL63)の流行もみられています。新型コロナウィルスではなく、以前から存在している季節型コロナウィルスです。
*パラインフルエンザウィルスは、インフルエンザウィルスとは異なる普通の風邪ウィルスです。
*突発性発疹の原因ウィルスはヒトヘルペスウィルス6型と7型の2種類があるため、2度かかる場合があります。
個別の結果については、今後受診された際に直接ご報告させていただいておりますが、早急に結果をご確認されたい方はお電話にてお問い合わせください。