鼻汁の研究結果(1月30日~3月11日)vol.6
北里大学小児科との共同研究「臨床検体を用いた多種病原体解析(ウィルス・その他)」、通称「鼻水の研究」。
ご協力をいただきました方々、誠にありがとうございます。
1月30日~3月11日に当院で頂いた鼻汁約60検体の結果は以下の通りです。
*院内で検査当日にで結果をお伝えしている抗原検査の結果は含まれておりません。
*混合感染の場合は、お一人複数のウィルス感染としてカウントしております。
・アデノウィルス 10名
・季節型コロナウィルス(HKU1) 10名 (新型コロナウィルスではありません)
・季節型コロナウィルス(OC43) 9名 (新型コロナウィルスではありません)
・季節型コロナウィルス(NL63) 3名 (新型コロナウィルスではありません)
・パラインフルエンザウィルス3型 3名
・RSウィルス 2名
・パラインフルエンザウィルス1型 1名
・ヒトメタニューモウィルス 1名
*アデノウィルスの流行がみられています。
*60人中22名(約3分の1)に3種類(HKU1・OC43・NL63)の様々な季節型コロナウィルスが確認されています。新型コロナウィルスではなく、以前から存在している季節型コロナウィルスです。
*パラインフルエンザウィルスは、インフルエンザウィルスとは異なる普通の風邪ウィルスです。
個別の結果については、今後受診された際に直接ご報告させていただいておりますが、早急に結果をご確認されたい方はお電話にてお問い合わせください。