鼻水の研究結果(12月26日~1月28日)vol.5
北里大学小児科との共同研究「臨床検体を用いた多種病原体解析(ウィルス・その他)」、通称「鼻水の研究」。
ご協力をいただきました方々、誠にありがとうございます。
12月26日~1月28日に当院で頂いた鼻汁約30検体の結果は以下の通りです。
*院内で検査当日にで結果をお伝えしている抗原検査の結果は含まれておりません。
*混合感染の場合は、お一人複数のウィルス感染としてカウントしております。
・季節型コロナウィルス 7名 (新型コロナウィルスではありません)
・パラインフルエンザウィルス3型 6名
・ヒトボカウィルス 4名
・パラインフルエンザウィルス2型 1名
・アデノウィルス 1名
・インフルエンザウィルス(H3) 1名
・ヒトヘルペスウィルス6型(突発性発疹) 1名
*新型コロナウィルスではなく、それ以前から存在している季節型コロナウィルスの流行がみられています。
*パラインフルエンザウィルスは、インフルエンザウィルスとは異なる普通の風邪ウィルスです。
個別の結果については、今後受診された際に直接ご報告させていただいておりますが、早急に結果をご確認されたい方はお電話にてお問い合わせください。
院内の抗原検査ではインフルエンザA型の明らかな流行がみられています。
インフルエンザに対する感染予防は新型コロナと同様です。これまで通り手洗い・うがいを励行し、人が多い場所ではマスクを着用しましょう。