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「半分,青い。」

[2018.08.07]

「半分,青い。」

観ていらっしゃる方もたくさんいらっしゃるでしょうが,,,

現在放送されているNHKの連続テレビ小説です。脚本は「あすなろ白書」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」など,懐かしの名ドラマを手掛けた北川悦吏子氏。

 

「半分,青い。」のドラマタイトルの意。

9歳の時に病気が原因で左耳の難聴となってしまったヒロインの鈴愛が,明るく前向きに人生を生きていく物語。雨がザーザーと降っていた時に,『半分だけ雨降っとる!右(健常側)だけ雨降っとる!』と。普通は「病気の左耳では雨の音を聞くことができない」と落ち込んでしまうところが,「いつも半分(病気の左耳)は晴れている(青い)」,どんなつらい時でもそれでも生きていくというメッセージが込められているそうです。

 

ところで,,,難聴の原因となった病気,それは『おたふくかぜ(ムンプス)』です。

おたふくかぜの主な症状としてよく知られているのは耳の下の耳下腺が腫れることですが,合併症はそれだけではありません。無菌性髄膜炎(強い頭痛10%)や思春期以降に罹患した場合,男子は睾丸炎(25%),女子は乳腺炎(20%)や卵巣炎(5%)を合併します。

また,おたふくかぜに罹った100~500人のうち1人という比較的高い割合で,鈴愛のようにムンプス難聴を合併することがあります。一旦罹ったおたふくかぜに対する治療法はありません。そしてムンプス難聴は治療ことができません。ワクチンが唯一の予防法です。

 

「おたふくは定期接種のワクチンでないから,,,任意のワクチンだから必要ないのでは?」「耳の下が腫れるくらいでしょ?」は大きな間違いです。先進国でおたふくワクチンを定期接種にしていない国は日本だけです。難聴などの大変な合併症もあります。

 

任意接種(自費:1回あたり6000円)のワクチンとなりますが,「半分,青い。」の影響か,最近おたふくのワクチンを接種される方がとても増えています。ワクチンは2回の接種が推奨されています。

 

日本小児科学会で推奨されている接種時期は以下の通りです。

①回目:1歳をすぎたら早めに 

②回目:年長さんあたりに

 

おたふく(ムンプス)ワクチンの接種をご検討ください。

 

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