メニュー

子宮頸がんワクチン

特に中学3年生の女子の方にお伝えしたいと思います。

 

子宮頸がんワクチンは定期接種のワクチンです。

 

2020年秋頃、中学1年生から高校1年生の女の子に対して現在も定期接種であるお知らせハガキが、座間市より郵送されています。

 

子宮頸がんはヒトパピローマウィルス(HPV)の感染が主な原因です。子宮頸がんワクチンは子宮頸がんを引き起こす高リスク型HPVの感染を予防します。

 

2013年子宮頸がんワクチンが日本で定期接種となった当初は、70%程度と高い接種率でした。

しかしワクチン接種後に持続的な疼痛など様々な異常な症状(副反応)を認めた方がいらっしゃいました。これらの一部は機能性身体症状といわれ、画像検査や血液検査の結果、その症状に合致する異常がみつからなかった状態の症状です。

 

重篤な副反応はワクチン接種1万人あたり5人程度(0.0005%)といわれています。

 

子宮頸がんワクチンは通常の皮下注射の方法ではなく、より痛みが強い筋肉注射のワクチンであることが原因ではないか、ワクチンに含まれる成分が原因ではないか、繊細な思春期の女子であること自体が原因でないか、など様々な説がいわれていますが、未だに副反応とワクチンの因果関係は証明されておらず、はっきりとした原因は不明です。

 

 

その後、定期接種でありながら厚労省から積極的な推奨はされないという不思議な取り扱いのまま、現在に至っています。先日のお知らせはがきの郵送まで、現在も定期接種であることを知らない方が多かったのではないかと思われます。

 

現在の日本は、0.3%と世界的にもっとも低い接種率となっています。

 

有効性とリスクについての詳細な情報や、ワクチンを受ける権利はあるという現状を理解されたうえで『接種する』・『接種しない』をご検討ください。

何も知らずに接種しないこととは違い、情報・現状を知ったうえで『接種する』・『接種しない』を判断することはとても大切なことだと思います。

 

・厚労省ホームページ の詳細な情報をご参照ください。

・子宮頸がん予防情報サイト(MSD社)にはわかりやすい2分ほどの動画があります。

ぜひお子さんと一緒にご覧ください。

 

子宮頸がんワクチン

対象:中学1年生(通常)~高校1年生に相当する女子

費用:公費のため、費用はかかりません。

接種方法:筋肉注射(通常のワクチンは皮下注射)

予約方法:電話または窓口にてご予約ください。WEB予約は実施しておりません。

接種回数:3回 *3回接種を終えるまで約半年を要します。

 

定期接種の子宮頸がんワクチンには

・ガーダシル(4価:6型・11型・16型・18型)

・サーバリックス(2価:16型・18型)

の2つのワクチンがありますが、当院では「ガーダシル」のみを採用しております。

 

任意接種にはなりますが、ガーダシルは男子も接種することが可能です。オーストラリアやアメリカでは女子だけでなく、男子も定期接種となっています。

2021年中には新しい子宮頸がんワクチン、9価の『シルガード』が発売の予定ですが、残念ながら当面の間は定期接種としての扱いではありません。

 

現在の定期接種に含まれる16型・18型は子宮頸がんの原因となるHPV型の65.4%を、新発売される9価のワクチンでは88.3%をカバーできるといわれています。

 

 

3回接種を終えるまで約半年を要します。

高校2年生になると定期接種ではなくなります。

 

できれば高校1年生の夏頃までには

子宮頸がんワクチン接種『する』か『しない』か、ご検討ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME